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2025年7月17日

上座と下座の場所はここだ!会議室や宴会での席次マナー集

「上座ってどこ?」「この場面では、誰がどこに座るべき?」 会議や宴会、接待の際に、席次で迷った経験はありませんか?

席次マナーを知らずに誤った席に案内してしまうと、相手に失礼な印象を与えてしまうことがあります。
この記事では、「上座・下座」の基本ルールから場面別の具体的な配置例まで詳しく解説します。これを読めば、どのような場面 でも自信を持って行動できるようになります!

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1. 場面別|上座と下座の配置早見表

場面上座の位置下座の位置
会議室(コの字)入口から遠い中央席入口近くの席
料亭・レストラン入口から遠い席、景色の良い席入口近くの席
車(タクシー)運転席の後ろ助手席
エレベーター奥の壁側操作パネル側

2. 上座と下座とは?基本ルールを徹底解説

上座・下座の意味とは?

上座(かみざ)は、目上の人や重要な相手が座る席のことです。座る場所はその人に対する敬意を示す重要な要素となっています。
一方、下座(しもざ)は、案内役や目下の人が座る位置を指し、通常は出入口や動線に近い席が下座とされます。
例えば、会議室では、入口から最も遠い席が上座となります。これは、重要な人物が会議全体を見渡せるようにするためです。

なぜ席次マナーが大切なのか?

席次マナーを守ることは、相手への気遣いや敬意を示すための基本です。
特にビジネスや接待の場では、こうした細かいマナーが相手との信頼関係を築くうえで重要なポイントとなります。
もし席次を誤ると、「この人は礼儀を知らない」「ビジネスマナーができていない」と思われ、悪い印象を与える可能性があります。逆に、正しい席次を理解し、スムーズに案内できれば「配慮が行き届いた人」という好印象を与えることができ、良好な関係を築くことができます。

3-1. 会議室の上座・下座マナー|コの字型の場合

会議室では、形状や配置によって上座の位置が異なります。一般的な会議室の形状ごとに見ていきましょう。

  • 上座:
  • 入口から最も遠い中央の席が上座です。この席には、会議の進行役(ホスト役)や顧客の代表が座ります。
  • 下座:
  • 入口に最も近い席が下座です。ここには、案内役や事務担当が座り、会議をサポートします。

3-2. 会議室の上座・下座マナー|島型(長テーブルの対面形式)の場合

  • 上座:
  • 入口から遠い側の中央が上座となります。ここは、会議の主催者や最上位の役職者が座る席です。 また、両端の席も上位席とされることがあります。
  • 下座:
  • 入口付近の席、または全体を見渡しやすい端の席が下座です。

3-3. 会議室の上座・下座マナー|円卓型の場合

  • 円卓では、特に上座がわかりづらいことがありますが、主催者が入口から遠い正面の席に座るのが一般的です。顧客や来賓がいる場合は、主催者が横に座り、顧客を正面に配置することもあります。

3-4. 会議室の上座・下座マナー|席次の優先順位

会議では、役職の高い順に上座へ案内するのが基本です。
以下は一般的な席次の優先順位です。
  1. 社長・役員・顧客代表(最上位者)
  2. 部長・課長などの中間管理職
  3. 一般社員やサポート役
案内役や記録係など、事務サポートを担当する人は、入口近くの下座に座ります。

4. 宴会や接待での席次マナー|上座の位置はどこ?

宴会や接待では、会議とは異なるルールが適用されます。
特に、飲食店では、配置や空間の特徴によって上座が変わることがあるため、次のポイントを押さえておきましょう。
  1. 料亭やレストランの個室の場合
    • 上座:
    • 入口から最も遠い席が上座です。窓際や景色の良い席が優先される場合もあります。
    • 下座:
    • 入口近くの席、または料理や配膳の動線に近い席が下座です。

    料亭では、主賓を最も奥の席に案内し、幹事やホスト役が入口付近に座って注文や配膳をサポートします。

  2. カラオケや宴会場の場合
  3. カラオケや個室宴会場では、リモコンやドリンクの配膳口から遠い席が上座とされます。 幹事やホスト役は、注文や配膳がしやすい下座に座り、進行をサポートする役割を担います。

5. 移動時の席次マナー|新幹線・タクシー・車での上座は?

移動時にも、席次マナーが求められます。特に、ビジネスでの移動では、相手がリラックスできるよう配慮することが大切です。
  1. 新幹線や電車の場合
  2. 窓側の席が上座とされています。
    また、4人用・6人用のボックス席(向かい合わせで座るタイプ)の場合は、進行方向を向いている側が上座とするのが一般的です。
    下図では「進行方向を向いていること」を重視して上座を示していますが、状況によっては「窓側を上座とする考え方」が適用される場合もあります。 その場合、①の席の正面に座るのは②となります(窓際優先の例)。

  3. タクシーや送迎車の場合
    • タクシー
    • 運転席の真後ろが上座です。助手席は下座となるため、上司やお客様には後部座席を案内しましょう。
    • 送迎車(セダンタイプ)
    • 後部座席の運転席側が最も優先される上座です。次に後部座席の助手席側、最後に助手席が下座となります。

    タクシーや送迎車では、乗り降りの際にドアを開けて相手をサポートすると、さらに良い印象を与えられます。

6. エレベーター内での席次マナーも知っておこう!

エレベーター内にも、上座・下座のルールがあります。

エレベーター内の上座・下座
  • 上座:
  • 奥の壁側の位置
  • 下座:
  • 操作パネル付近、または出入口に近い位置
エレベーターを利用する際は、案内役が先に乗り、操作パネル側に立ちます。その後、目上の人やお客様を奥へ案内しましょう。

7. まとめ|席次マナーを知ってスマートに行動しよう!

上座・下座のルールを押さえておくと、どのような場面でも自信を持って相手を案内できます。
正しい席次マナーを実践し、相手への気遣いができる、信頼されるビジネスパーソンを目指しましょう!
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