2017年4月28日

新入社員必見!意外と知らないビジネスマナー「席次」

会合や食事、会議はもちろん、車に乗る時などにもビジネスマナーとして「席次」が大切になります。

「席次(せきじ)」とは、国家間・催し物・儀式上での席の順序を指し示します。国家の国賓を歓待する場であれば王族・皇族の即位順や敬称順で席次が上になり、民間での席次になると年長者や家長、長男などが席次が上になります。

席次を簡単に言えば「目上の人」「敬意を払わなければならない人」に良い席(日本で言う上座)に座ってもらい「おもてなし」をすると考えれば理解しやすいと思います。

一般であれば少し間違えても、少し注意をされておしまいですが、ことビジネスの場においては間違えると恥をかくどころか、失礼にあたることもあります。

小さいことかもしれませんが、しっかり覚えておけば会社やアナタの信用も上がります。一番頻度が高いであろう「会議室」「応接室」「自動車」「食事」の席次を紹介しますので、この場でぜひ覚えてみてください。

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会議室

会議の場合は、部屋の大きさや会議の種類、ホワイトボードやプロジェクターの利用によって机の並びが変わります。 上下関係や肩書きに応じて「上座」へ、自分は「下座」に座ります。 ・入り口から一番遠い席で、議長席付近が「上座」 ・入り口から近く、議長席から遠い席が「下座」 一応形式的な決まりはあるものの、上役の方が座りたい席を自分で確保している場合はこの限りではありません。 臨機応変に対応しましょう。

応接室

こちらも、入り口から遠い奥の席が上座となります。 また、一人掛けの椅子よりもソファーの方が格上になるため、応接室の椅子配置にも気を使いましょう。 応接室の椅子が全て一人掛けの場合は、入り口から遠い奥が上座に変わりありません。

自動車

タクシー・運転手付きの自動車に乗る場合は、後部座席奥が上座になります。 しかし、上役やお客様が運転する場合は、助手席が上座に変わります。 どちらのタイプにおいても、後部座席中央は下座です。

飲食店

和室

料亭・居酒屋などの和室で食事をする際も、上座・下座の基本は一緒です。 床の間(畳の部屋によくある座敷飾り)の前が上座になり、3人並んで座るなら中央が上座。その左隣が第二席、右隣が第三席となります。 最近は床の間のない座敷もあるので、その場合は入り口から遠い奥の席が上座になります。

洋室

レストランになるとテーブル席となりますが、入り口から一番遠い席が上座。 窓の景色が良い場合は、入り口が近くても景色が見える方を上座とします。

このように基本的なマナーとして上座・下座があります。

しかし、実際にその場になると、人によって好みなどがありマナー通りに行かないことも多々あるので、あくまで基本マナーとして覚えておき、臨機応変に対応するようにしましょう。

基本を押さえておき、あとは「おもてなし」を忘れなければ、礼儀を欠いているようには見られないでしょう。

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